2017年03月13日

結婚することを上司に報告する際の注意

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プロポーズされ、お互いの両親への挨拶も済み、気分も高まっている中、会社の上司への報告も忘れてはいけません。結婚後の仕事への関わり方もあります。仕事を続けるのか、部署を異動したいのか、退職するのか、退職するならいつ頃を考えているのか、などです。今現在、自分が関わっている仕事も踏まえ、部署の異動や退職を考えている場合は、引き継ぎの時期の考慮もあります。そのまま仕事を続ける場合は、女性の場合は、苗字を変えるかどうかの事務手続きもあります。男性でも女性でも、住居の変更やそれに伴う交通費の変更、結婚手当など、事務手続きが多々あるので、スムーズに伝えることが必要です。結婚する相手としっかり話し合い、自分の意思を伝える必要があります。自分が一生懸命携わってきた仕事なので、疎かにしないように真摯に伝えましょう。

報告の相手は、まずお世話になっている直属の上司に伝えるのが一般的です。直接会って伝えるのが一番ですが、相手が忙しくなかなか捕まらない場合は、メールや電話で、伝えたいとこがあるので時間を割いてもらえないでしょうか、とお伺いを立てます。伝える際は、なるべく他の社員がいないところで、二人で話せる場所を設けられると良いでしょう。無事に済んだら、さらに上の立場の課長や部長にも伝えます。上司から伝えることもあれば、一緒に同行することもあるでしょう。その会社の流れに従うことが自然です。その後、人事の者に伝え、事務手続きをし、同僚にも伝えます。伝える順序を間違えて、同僚から役職の者に伝わり信頼を失う可能性もあるので気を付けましょう。職場同士の入籍もあるでしょう。入籍後は、違う部署や違う支店になるなど、会社のルールもあるので、伝える時期も配慮することが大切です。

退職の際は、希望退職時期も考えておきながら、約3ヶ月前に伝えるのが一般的です。人事の厳しさなどが事前にわかっていれば、もっと早い時期に伝えても問題ありません。基本的には、おめでたい報告です。ただし、今後の手続きなどもあるので、お花畑気分になりすぎず、仕事の一環として行動するのが良いでしょう。挙式をあげる場合は、同じタイミングで伝えるとスムーズです。伝えるとタイミングや順序を間違えると、人間関係も悪くなりかねません。挙式に招待することにも影響が出てしまうこともあるので配慮が必要です。挙式かある場合は、あらかじめ、おおよその参列者も考慮しておくと良いでしょう。