2017年04月28日

結婚のお祝い金を送る際のマナーを身に付ける

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結婚する相手にお祝い金を渡す際には、大安や先勝などの吉日の午前中に本人に直接渡す事が正式ですが、結婚式や披露宴の当日に祝儀を渡す事が多くなっています。招待されたけれども都合が悪くて欠席しなくてはいけない場合や、招待されていないけれどご祝儀を渡す場合には現金書留郵便で郵送する事になります。

招待されたけれど欠席する場合に現金書留でご祝儀を郵送する場合には、挙式のある前までに送る様にする必要があります。招待されていない場合には挙式が終わった後に送るようにする事で、新郎新婦に招待しなかったことなどを気付かわせる事が無くなります。

新郎新婦は挙式の後に新婚旅行に出かけてしまう可能性があるので、あらかじめ電話などで確認するかある程度挙式から時間を空けて送る必要があります。挙式に呼ばれている人のご祝儀には食事代や引き出物代などが含まれているので、挙式に出る場合と出ない場合の金額は変わります。一般的に出席する場合の相場は3万円とされていますが、現金書留で送る場合には2分の1から3分の1の金額を送る人が多数です。

自分が挙式した際に出席してくれたのでそのお返しに出席する事ができなくても3万円を郵送する人も多くいます。現金書留でご祝儀を送る際には、ご祝儀袋の現金を入れて更に現金書留の封筒に入れて送る様にすると、受け取った側はお祝いであると認識しやすくなります。直接渡す事ができない事をお祝いのメッセージと合わせて書いておく事で、気持ちよく受け取ってもらえる事ができます。

お祝いに現金を送る事のメリットとして好みや趣味を考える必要が無く、新婚で物入りになる際に活用する事ができるので喜ばれます。プレゼントでお祝いをしようとすると他の人と重なってしまう可能性がありますが、現金であればそのリスクを避ける事ができます。お祝いのお返しが不要である場合にはその事をお祝いのメッセージに沿えて送付する事で、相手に気を使わせる事が無くなります。

友人や知人がどれくらいの祝儀を渡しているのかを確認できる場合には、あらかじめ確認しておいて金額を合わせる事も必用です。挙式が会費制の場合にはその会費に見合った金額のご祝儀を送るようにする事で、ご祝儀を周囲に合わせる事ができ一人だけかけ離れた金額を渡すような事が無くなります。お祝いの気持ちを新郎新婦に伝える事が第一である為、失礼の無いようにマナーをしっかり守ってご祝儀を送る事が必用です。